結婚して良かったと思える時とはどんなときだろう。
経済的、精神的な面で、結婚前より満たされれば、結婚して良かった、と思うのではないだろうか。
経済的には、まず、第一に、二人で一か所で済むことにより、多少広い家で家賃が上がったとしても、一人当たりの家賃などが安く済むという利点がある。
次に、経済的な戦略として、結婚によって二人の合算の収入で、日々の支出をまかなったり、将来の仕事や家事の割り振りを考えることが出来るという利点がある。
片方が将来の仕事の飛躍のために勉強をする、また育児出産のためにいったん仕事をセーブするといった選択をすることも、一人より二人で合計の収支で家庭を支えている場合、より柔軟に対応しやすい。
これから無視できない問題になる介護など様々な時間と費用を要する問題にあたっても同様である。
精神的な面では、まず第一に精神的なしっかりとした拠り所が出来るということが挙げられる。
生涯に渡っていいときもそうではないときも、一緒に人生を歩み戦い、励ましてくれる相手がいるということの価値は、計り知れない。
また、結婚して家族を作りともに暮らすということで、社会人としての仕事の生活のほかに、家族との生活という場が作られ家族と出かけたり、週末を楽しんだり、という一人では持てない時間の幸せを感じることが出来る。
今あげたようなことを実感したとき、人は結婚して良かったと感じられるだろう。